ビジネスバッグを持つ

会社に通うのにまったくの手ぶらで、という方は社長さんクラスでもない限りおられないと思います。最近はセキュリティの関係上、書類持ち出し禁止のオフィスも増えていますが、それにしても書籍、雑誌、新聞、筆記具、メモパッド、ノート、地図、手帳、電子辞書、携帯電話、たばこ、ライターなどなど、ビジネスマンが普段持ち歩くものは多岐にわたります。これらを全てポケットに突っ込んでいる人はまさかいないでしょう。それではスーツの着こなしとしても失格です。ビジネスバッグはどうしても必要なものなのです。

冒頭でも触れましたが、こうした日常的小物類、荷物、書類を全て持ち運ぶのに、ショルダーバッグやデイパックを利用している人がかなり増えているようです。しかしながら本来スーツの肩というものは、荷物を背負ったり掛けたりするようには出来ていません。安物のリクルートスーツであればなおさら、あっというまにシワが寄ったり擦り切れたりしてしまうでしょう。身だしなみの上からもやはり、ビジネスバッグは「手持ち」が原則なのです。

ビジネスバッグをいくつ所有するか。これは経済的余裕があればいくらでも、スーツやコートとのコーディネートを楽しむことも可能ですが、ただ、頻繁にビジネスバッグを替えることは、時に重要なアイテムを移し替え忘れて、思わぬ失態を演じるリスクが出てきます。あくまで仕事優先でビジネスバッグを用いるのであれば、お気に入りのものを永く大切に使うのがよいでしょう。そのためにもビジネスバッグのチョイスには気合いが入ります。

たとえばイギリスなどでは、コートやジャケットなどと共に、ビジネスバッグもお父さんやお爺さんの代から受け継いでいくという話はざらです。それだけ物に対する愛着が深いのがイギリス人気質なのでしょう。もっともそのためには、ビジネスバッグもよほどクオリティの高い本格的な仕立てでなくては保ちません。逆に言えば、優れた品質のビジネスバッグを手に入れることが出来れば、それは一生ものどころか孫の代まで使い続けることが可能なのです。

で、話は戻りますがビジネスバッグの中身の話です。このページの最初にも述べたとおり、お仕事に出かけるには実に様々なものを持ち運ぶことになります。場合によっては医薬品やら折り畳み傘やらカメラやらお弁当なども収納しなくてはなりません。同じビジネスバッグでも、ビジネスの形態によってそのスタイル、チョイスも変わってくることでしょう。要は自分の用途に合った機能性を持ち、なおかつ見栄えも良いというのが優れたビジネスバッグとなります。

 

ビジネスバッグの参考情報  →  http://monosapiens.jp/